出勤途中にて
昨日、所用で午後からの出社だった。
会社の近所の駅から、うだるような暑さと太陽の下を歩いていると、
突然にうしろからこづかれた。
振り返ると、全盲の人が杖をついてあるいていた。
その人は「ごめんなさい!」と謝ってくれたのだが、よく考えたら悪いのは私だ。
地面に、黄色い視覚障害者用の誘導ブロックがあった。
それを意識せずに上をあるいていたのだった。
しかもイヤホンをつけ、大音量で音楽を聴いていたため、後ろからの気配に気づかなかった。
暑い中、汗を拭きながら杖で一歩一歩確認しながら歩いていく。
私のなかでグルグル考えが巡り、
その人が向かうところはそこから程近い都立の盲学校だと予想できた。
途中までいっしょの方向だったため、うしろから
ただ私はその人の行く道を、危険がないか見ていることしかできなかった。
無事についただろうか。
私が以前関わったWebの案件の中で、
障害者や全盲の方へのバリアフリーを研究する機関のサイトに関わったことがある。
以来自分の中で、そういった方々へのWebからのアプローチを考える意識が少なからずあった。
何かの機会で考えることがあれば、とは思っている。
こういうことがきっかけになって話が広がればいいと思う。
私は今後、視覚障害者誘導ブロックの上を歩かないようにしたい。
5 Entries of this Category
TrackBack
Comments
- PostedAugust 7, 2007 10:44 AM
- Autherkomacchi
- CategoryDiary
- Next
- Previous