The skies belong to everyone ! Now, let us take back our 'Shattered Skies' !

うちのねこが

7/2朝 うちで飼っているネコが亡くなりました。4歳10ヶ月。


夜中の2時頃、まだ私が寝る前は確認していたが
一眠りして、朝7時前に起きて部屋に来たら、倒れていた。


見た瞬間確信した。
体液が散らばり、便を垂れ流してお腹も動いていなかった。


さわってみたところ、すでに硬直が始まりかけていた。
おそらく私が確認した2時頃からそれほどたたないうちに、
亡くなってしまったのかもしれない。
自宅にいながら最期を見とれなかった。


家族の中では私によく懐いてくれていた。
もちろん、家族全員や遊びにきてくれるお客さんにも
あり得ないくらい、人見知りしないで、甘えていた。


よく、夜中に自部屋のいすに座っていると飛び乗ってきたし、
外出から帰ってくると、玄関に迎えにきたり、
冬はふとんの中に潜り込んできたり、そばにいると必ず寄ってくる。


私の人生の中で、はじめて飼ったネコ。
思い出はたくさんある。


しかし生まれつきなのか、体が弱く、
自分の抵抗力で自分を攻撃してしまう自己免疫不全のため、
極度の貧血があり、何度も輸血をした。
その薬の影響で、肝臓もかなり弱ってしまっていた。
皮膚炎も同時に発症し、いつもかゆがっていた。


今の家(6F)に引っ越してから、網戸で爪とぎして破れて
下に落下する事故も経験した。
獣医にも言われたが、生きているのが不思議だといわれたくらい。

風呂のドアが少しだけ空いていようものなら、体を強引にねじこんで
お湯を溜めていた浴槽にも足を滑らせて落ちたり、脱走したり・・・


そして時には、現在2歳4ヶ月の息子の遊び相手になったり。


長生きはできないのかもなと思って、
ある程度は覚悟していたが、そんな日がもう来てしまった。


せめてもの気持ちとして、荼毘に付し、納骨しました。


納骨したところは、毎日息子が通う保育園のあるお寺。
ペット用の霊園がある。


だから、いつでも会いに行けるし、
いつも見ていてくれるよと息子に諭してみたものの、
まだ理解できないよな・・・


私の部屋にゲージやトイレや餌や水飲み場を置いてあり、
どうしても何かの拍子に目線がそちらに向いてしまう。
なので、片づけた。


でも、やっぱり目線がそちらにいってしまう。
下から見上げてたあの顔も、名前を呼ふと「にゃーん」
と返事するあの顔も、もういない。


そのたびに、ああもういないんだよなと寂しい気持ちになる。


どこかに逃げちゃって、生死もわからなくなるよりは、
自宅から送り出してあげられただけでもよかったと思うべきなのだろうか。


けど、ネコのいる生活は何よりも代え難い貴重な体験だった。
子育てのシミュレーションにもなり得たし、
悪さばっかりして怒ったりもしたが、
ネコがいることで保っていた心のバランスもあったんだろうと思う。


今はやすらかに眠ってください。
本当にありがとう。さくら。少なくとも私たち家族は幸せでした。
私が死んだら、いつかそちらに行ったら、また会えるといいね。


にしても、色々重なると少し疲れるよ・・・


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Comments Comments

  • Auther
    あっち
  • Posted
    July 6, 2009 11:28 AM

日記読んで驚いたよ・・
いろいろと大変だったね・・・

日記に記載のあったとおり、ほんとになつっこい子
だったよね。水稀くんが呼んでも返事してくれた。
そのことを水稀くんもとても喜んでいたっけ。
僕も水稀くんも、さくらに会えてほんとによかったよ。
もともと持病を抱えていたとのことで、いつかは
訪れることと思ってはいたかもだけれど、ほんとに、
突然だったよね。。

保育園のあるお寺にペット用の霊園があるとのことで、
そちらに納骨したとのこと。そばにいてくれているんだって
感じることができる場所としてはよい場所だね。
子供の成長もそばでみていてくれているような、
そんな気がしてくるよ。

今度遊びにいったとき、もし時間があったら
寄らせてもらおうかな。
うちも水稀くんとともに、子供にはまだよくわからない
ことかもしれないけれど、生きているものには、いつか
訪れる死。それは悲しいことだけれど自然の摂理。

ご冥福をお祈りします。
お疲れ様、さくらちゃん。
ゆっくり休んでね。