Movable Type Developers & Designers Conference テーマ編
だいぶ遅くなりましたが、
7月31日(土)にマイクロソフト株式会社 新宿本社 セミナールームで、
MTDDC TOKYO テーマ編 (Movable Type Developers & Designers Conference テーマ編) が開催されまして、
行ってまいりました。
当日のハッシュは#mtddc
togetterでもまとめられています。
http://togetter.com/li/39060
以下はセッション別に。
■Movable Type 5.1 成長するプラットフォーム :sakk金子さん
http://www.slideshare.net/sakk/movable-type-51-mtddc-july-31st-4876453
MT5.1の内容。
・IE8対応、Webkit対応。
・カテゴリ、フォルダの変更
・一覧表示の変更。フィルタの強化。
一覧表示をカスタマイズして、
大量のデータを最新ブラウザですばやく表示。
テーマ・プラグインを国際化したいなって時は
GitHubを経由したりするといいかも。
さらに、プラグイン・テーマディレクトリが変更になる。
Plugins and Themes Directory (移行中)
プラグインなどの英語化・国際化の翻訳プロジェクトが始まっている。
実際、日本のプラグインは海外でも評判はよろしいみたい。
mygengo.com
↑翻訳依頼サイト。
文字数で課金。
MT5.1beta 今秋予定
リリース 2011年始め頃。
開発中のコードはリポジトリから取ろうねってお話でした。
■「テーマ機能を使って便利にテンプレートを管理しよう」:森和恵さん(@r360studio)
http://www.r360studio.com/mtddc100731/
初心者向けのテーマ作成手順
DreamweaverとMTの連携したうまい使い方。
正直、このテンプレートの管理方法は考えていなかった。
■「ウェブサイト/ブログを組み合わせたサイトのテーマ化」:藤本壱さん(@hjfuji)
http://www.slideshare.net/hjfuji/website-blog-theme-4880579
・ウェブサイトの情報をブログで扱う
MTBlogParentWebsiteタグ
ブログからウェブサイトの情報を参照。
実はこれを頻繁に使用すると面倒なので、
テンプレートモジュールで情報を共有しましょうと。
テンプレートモジュールで変数にウェブサイトの情報を使う。
個々のブログ側では、
変数を組み込んだウェブサイトの
テンプレートモジュールを組み込む処理
ということは、ブログ側では
MTGetVerでウェブサイトの変数を出力すればよいってことで、
MTBlogParentWebsiteタグを使用しなくてもよいですねってお話。
ウェブサイト側では複数の変数扱う場合
mt:SetVarsがいいかな
website_id=<$mt:websiteID$>など
・ブログIDに依存しないテーマの作成
include_blosモディファイアで、全部または一部のブログIDを指定。
↓
しかし、ブログIDに依存すると、テーマの適用先ではブログIDが変化するので注意が必要。
ブログIDの依存をさける
モジュールでブログIDの変数つくっておく。
複数ブログのIDにしても、複数用の変数つくって置けば幸せになれるかも。
■「仕事に役立てるテーマ」:蒲生トシヒロさん(@Dakiny)
http://www.slideshare.net/Dakiny/mtddc-tokyo-gamo021-4885673
テーマ機能で何ができるか、どうしたらいいか、
テーマを作る上での簡単な注意点などの話。
テーマを実際作る上で、このポイントは役に立つと思う。
説明の中で、できること一覧的なものがあり、これはわかりやすかった。
サンプルテーマもあるので、実際に試してみるとよろしいかも。
■「Web制作・開発者の方々を対象としたマイクロソフトの支援施策」:mskk金尾さん
このセッション一番の衝撃は、photosynthの件。これは面白い。
Web開発の支援事業として、WebsiteSparkの紹介。
■「テーマを使った手間いらずなサイト制作」:荒木勇次郎さん(@yujiro)
http://www.slideshare.net/yujiro/mt-ddc-tolyo-4882228
なんと今回のスライドは140枚を超える大作になっていた。。
詳しいテーマの概要と、エクスポートしたテーマのカスタマイズ、
プラグイン活用のための実践テクニックなど。
theme.yamlの書き方は、荒木氏著書の「Movable Type 5 プロフェッショナルガイド」で
詳しく載っているが、それにしてもyamlの書き方は実際に参考になります。
ちなみに、
MTOSでも、テーマセットつかえる。(のぞくカスタムフィールド
テーマパッケージの構成は変更できないので、
規定の書式に沿うこと。
■LightningTalk 個人的に印象に残ったものを抜粋。
●奥脇さん(@tinybeanes)さんの
MTAppjQueryプラグイン。会場でもそうだったが、かなり評判よかった。
user.jsのなかに、jQueryの中身をいれてみたりして、
管理画面のカスタマイズプラグイン
http://www.tinybeans.net/blog/download/mt-plugin/mtapp-jquery.html
●sakk柳下さん
iPadでプレゼンする人を初めて見た。
MTで作成後の再構築の遅さについて、
つまりチューニングについて
●sakk高山さん
前回のMTDDCでもLTされていたが、今回はガンダムネタはでませんでした。
TemplateImporterプラグインの紹介だったが、
これはどうやら、2年前のMTDCで@ogawa氏がLTした際のものと似ているそうだ。
再利用・再発明という具合でしょうかね。
実はこの2年前、東京駅目の前の丸ビルで行われていたMTDCにも私は居たのです。
この時のLTは総勢24名の参加者だった・・・
この時初めてLTを聞くという経験をしたので、たった5分間のプレゼンなのに、
みんな色々なこと考えているんだなあと衝撃を受けた。
ちなみ今回のLTは、司会のsakk高橋女史(@mayumine)が面白いと感じたら
持ち時間の5分を超えてもOKという、その場ルールができていました。
全セッションが終了し、その後の懇親会に雪崩込んだ様子ですが、
私は都合により、参加できませんでした。
参加したかったんですけど、参加できませんでした。
大事なことなので2回言いました。
当日は6時間近くのカンファレンスでしたが、
頭を使っていたのであっという間に終わった印象。
今後もMTを使う上で参考になることが多かったかなと。
色々刺激を受けました。
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- PostedAugust 9, 2010 3:01 AM
- Autherkomacchi
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